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【名 称】 仏性寺 | ||||
【所在地】 宮津市金屋谷879 | ||||
【概 要】 浄土真宗 山号を金谷山といい、御本尊は阿弥陀如来である。仏性寺の開基は天正18年(1590)本願寺顕如上人より寺号を授与された。開基は小浜の天ヶ城・城主内藤伊賀の守楠重吾の五男明誓である。明誓は、細川幽斎の田邊城篭城に京都より夜をこめて立ち帰り徒党を催して共に篭城をした功労によって幽斎の妹を妻とし田邊に瑞光寺を宮津に仏性寺を建立してもらい、仏性寺住職として、開基する。 山門 嘉永年間 (1484〜54)に建立されたもの。門扉には細川の紋所「細川九曜」が打たれている。経蔵 土蔵造で龍の図天井絵がある。 | ||||
【寺宝】 襖絵(紙本彩色源氏物語澪標図) 天保年間(1830〜43)のもので勤皇の画家といわれた佐藤正持のものである。宮津藩主本庄宗秀に抱えられていた。極彩色・大和絵風の画法で筆者の作品の中でも優れたものである。阿弥陀如来立像鎌倉時代、唇の水晶板を当てているのが極めて珍しい技法である。 | ||||